いよいよスイス滞在も残り少なくなった.
どうしてもマッターホルンに会いたくて,苦手な旅行計画を
なんとか一人でがんばった.ネットを使って,ホテルの予約も
なんとか自分でやれた.(それでもかなりの点は,すでに
日本に帰っているF氏にメールを出して,いろいろアドバイスを
もらった.感謝.)
ジュネーブから国鉄でフィスプ(Visp)ヘ.そこから山岳鉄道
(氷河特急:BVZ)に乗り換えてツエルマット(Zermatt)へ.
このBVZは世界一遅い特急と言われている.
赤いカラーで統一されたBVZ
ツエルマットの玄関,氷河特急の終着駅
ここで,登山鉄道に乗り換えて,ツエルマット(1620m)から
ゴルナーグラート(Gornergrat: 3089m)へ.
電車が登るにつれて,どんどん視界が開けてきて,
マッターホルンも間近に迫ってくる.
(左)車窓からのマッターホルン
(右)ゴルナーグラートに到着
セントバーナード犬もお出迎え
ゴルナー氷河
左より,リスカム(Liskamm: 4527m),カストール(Castor:
4226m),ポルックス(Pollux: 4091m) と続く.
また,右手の山はブライトホルン(Breithorn: 4165)につながる
峰だが,ブライトホルンの頂上は右手でちょっと切れて写っていない.
モンテ・ローザ
モンテローザ(Mont Rosa: 4634m)は, モンブランに次いで,
ヨーロッパアルプスでは2番目に高い山.右に見えるリスカム
(Liskamm: 4527m)より低く見えるが,これは距離の関係から
そう見えるだけのこと.
今日は最高の天気.
おまけにぽかぽか陽気.
まずはホテルのテラスで乾杯.
隣のテーブルの人もぐっすりとお休み中.
ホテルも最高.自室の窓からはマッターホルンが真っ正面に見える.
自室の窓からの夜間撮影
夜明け前の山々(展望台より)
日の出を見ようと目覚ましをかけて早起き.(ホテル裏手の展望台に登っての撮影)
朝日を受けたマッターホルン
朝はやはり冷える
ツエルマットから見たマッターホルン
やっぱりゴルナーグラートで見たマッターホルンの方が断然よい.
迫力が違う.でもこれで見納めかと思うと,ちょっぴり名残惜しい.
再び同じルートで,研究所には夜帰り着く.
天候に恵まれたこともあって,本当に楽しい2日間であった.
氷河特急沿線風景(石葺きの屋根が珍しい)
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