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[5] 九紛 (Jiou Fen):石段のある街(5月05日(土))

(正しくは「紛」の糸ヘンを人ベンに換える)

今日は,台湾在住の日本人研究者Kさんに,九分(Jiou Fen)へ連れて行ってもらう. バスの乗り方がとても複雑で,私一人では,とうていたどり つけなかったろう.

 公館(GongGang) --> 中正記念堂 --> 西門 --> 忠孝復興  までは MRT,そこから Jiou Fen までバス

Jiou Fen へ行くバス.バスはかなり揺れる.

石段のある街 Jiou Fen  

バスは山道を登り始める. 車窓からの眺めは最高.

目的地に到着.バスを降りてからの眺め

セブンイレブンの右手に見える細い路地から いよいよ石段のある風情のある町並みがスタートする.

昔懐かしい活動写真館

この街はもともとは金鉱で栄えた街. 廃坑となった跡があちこちに残っている.

茶坊「天空之城」でお茶を飲んで行くこととする.

有理山産のお茶を注文. たかがお茶に800元.ビールなら16缶は飲める.高い!

と,最初は思ったが,お茶用の飲み方の指導から,もろもろ, サービスはとてもよい.

まずは,器を温めるために,お茶を入れ,それはその目的が 終わると,棄てる. 次からが本格的に飲む目的で入れる.1回のお茶葉で 6回は飲めるとのこと.茶筒にはお茶葉がたっぷり 入っている. コンロは炭火で,絶えず炭を補足していってくれる. お湯も絶えずチェックして補給してくれる. 好きな時間だけ,お茶を飲んでたべっていられる. テラスからの眺めもよく(上の写真),ゆっくりと休める. おまけに,帰るとき,使わなかったお茶の葉は容器に入れて 持ち帰りができる.

とてもよい経験をした.これなら,安い買い物.

お茶だけでなく,茶碗など,いろいろの陶器類も販売している.

紅糟素肉円なるお菓子.なんとなく,毒々しい赤色の食べ物. 興味があったので,恐る恐る買ってみる. ちょっと甘いけど,案外おいしい.

港町 基隆  

帰りは,タクシーで基隆(KeeLung)へ出る.

そこの夜市を楽しむ.カニと魚を注文.カニは 500元.しかし,2人で食べて,十分な量があった. ここではビールを飲む.

中国寺院

 基隆の港

5月6日が,月が地球に再接近する日だそうで, それで写真をとってみた.手持ちで写しただけなのだが, まあまあの写り.月食と違って,写してしまえば, 何がめずらしいのかも分からない写真となった.

帰りは,「基隆 --> 台北」間は列車,「台北 --> 公館」 は MRT を使う.夜の8時までには宿に帰り着く. 天候にも恵まれて,最高の1日であった. ガイドをしてくださった Kさんに感謝.


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