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カンタベリー大学



最終日(5月31日(土))は比較的早く終わった. それでも4時頃. もう,ここは冬なので,あっという間に夜となってしまう. 日没までの30分程度を,最後の街の散策に過ごす. (翌朝は,朝,2時半起き,で3時半にはホテルを チェックアウト.早朝の飛行機なので,辛い.)

散策していて偶然,「アートセンター」にたどり着く. そして,ここが,1976年までは, ニュージーランド屈指の名門大学,カンタベリー大学(1873年創立) の建物であったところだと気づいた. そんなことは,ほとんどどこにも表示されていない. 現在は,アートセンターとして,ばりばりの現役活動を しているから,昔を忍んでの観光客などが来られては 迷惑なのかもしれない.

アートセンターの中庭と中庭からみたセンター入り口

左端の写真では,建物の入り口上部に「Physics(物理学)」 と書かれているのが読み取れる(小さくて読めないかも.拡大すると はっきり読み取れる).

また,真ん中の写真は, ノーベル賞科学者ラザフォード(Rutherford)の実験室跡の 部屋.むろん,現在,アートセンターの事務室として 利用されているので,過去の栄光を示すものは何もない. ニュージーランドの人って,ドライなのだな.

右端の写真は,センター入り口を外から見た写真. ラザフォードの部屋は,入り口の右側の窓の部屋となる.

ニュージーランドは,イギリスのサッチャー 改革に見習って,大改革をやったので,ニュージーランドの 大学はほとんど壊滅的な打撃を受けて,世界からの流れに 落ちこぼれてしまったとか.日本のさる首相もそれを 見習って,ぜひとも日本もと張り切ったとか.

アートセンター入り口と植物園側から見た大学建物群

もっと内部を探索したかったのだが,センターの閉館時間でもあり, かつ,暗くなって写真を撮るのも無理となったので,やむを得ず これでホテルへの帰路に着くこととした. もっと早くからここに気づくべきであった!

(さあ.明日はがんばって,寝過ごすことにないように気をつけよう.)


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