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国立清華大学にて

すでに述べたように,国立清華大学は台湾のシリコンバレーと いわれる新竹市(Hsinchu)にある. ここには隣り合って国立交通大学がある. 他にも大学のキャンパスがあって,大学町になっている. ただし,新竹の繁華街は,ここからはずっと離れていて, 街の様子は体験できなかった. もっぱら,大学キャンパスの写真ばかりを紹介することになる. 悪しからず.  

宿泊は,大学のゲスト・ハウス「清華会館」. とてもデラックスな宿舎. 勉強机も写真のモノより,もっと広い机が,これと反対側に 設置されている. 日本の大学の宿舎は,歯ブラシやカミソリのサービスは ないのが一般的.しかし,ここにはそのサービスも完備していた. (台湾の民間ホテルでは,歯ブラシ等のサービスはないのが普通.) むろん,ネットサービスも問題ない. (近くの民間ホテルを割り当てられた参加者に聞くと, シャワーのお湯がうまく出なくて,水だったとか,ネットが 不安定で,なかなかうまくつながらないとか,不満が聞かれた. 私はハッピーなところに配置さられたものと大満足.

到着の夜は,He教授(国立理論科学センター・センター長)による歓迎会. 場所は大学内の喫茶店兼古本屋. かなりおもしろそうな古本が並んでいた.(売れるのかしら.)

その問題の古本屋兼喫茶店を昼間撮影. 画面が小さいので,識別困難であるが,古本の山が,店外からも見える. とても感じのよいお店.

会場となったレクチュアホール.各机ごとにマイクが設置されている. 後は,各机ごとに電源端子が欲しいところ. (今時の参加者は,各自パソコンを持参してくるのは当然のことなので, ぜひとも各机に電源端子と,後は無線ランの設置が望まれる.)

昼食は,折り詰め弁当. それはいいとして,それを食べる場所がない. 結局,ほとんどの参加者は,ビルの外に出て,石段などに腰を下ろして 弁当をぱくつくという状況.風が強くて,弁当が吹き飛ばされそうで, それを防ぐのに大変であった. どこか一部屋を食事時に借りるとかできなかった ものであろうか?

会議初日の夜は,主催者 Gen教授による歓迎晩餐会. 台湾の人はあまり飲む習慣がないのだが,それでも台湾ビールだけは テーブルに並んだ. 私は,初日の午前に早々とトークを終えたので,十分にリラックスして いろいろ出てくる料理を楽しむことができた.

その後,やはり飲み足りないと,同じ大阪大のK先生と,どこか 飲めるところはないかと,大学近辺のお店を探したのだが, いろいろ小龍包のお店などはあるのだけれと,ビールの置いてある お店などは皆無,あちこち探し回ったが,最後には諦めて,K先生の 宿泊しているホテルへ行って,そこの売店で缶ビールを買って, ホテルのロビーのソファで二人でビールを飲んだ. わびしい限り.(タクシーを使ってでも,新竹の街に繰り出すべきで あったかもしれない.)

右側の写真の建物が,国立理論科学センターの同居しているビル.

しかし,会場となった建物はこちらの方.(大きなレクチュアホールが あるので.)

大学構内には,おおきな池があって,とてものどかな風景. 日曜には,子供連れの家族がやってきて,のんびりと 構内での休日を楽しんでいるようであった. 台北での感想でも述べたことだが, 子供達の笑顔がとてもすてきであった. 台湾の人々の安定した生活状況が想像できる.


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