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[7] 台湾グルメ事情

夜は若い皆さんと,小龍包のお店ティンタイフォンへ行く. 観光ツアーの寄り道にも指定されているとのことで,めちゃめちゃの 混みよう.次々と観光バスが止まって,お客を降ろしてゆく.入り口 には待っている人のための,順番待ちの番号が電光掲示されている. 受付係の女性達が混雑のお客を次々とさばいて行く.胸に国旗の 小さなバッチをいくつかつけている女性もいる.どうやら,しゃべ れる言語を表しているよう.日本語と英語を使いこなす女性もいる. 外で,40分くらい待たされてようやく中に入る.

 日本人客も多い.それで,今日は,遠慮しないで飲むこととする. (台湾の人は,料理店で飲む習慣がないので,料理店で飲んでいると, 直ちに日本人だと分かってしまう.従って,自重していたのだが, こんなガイドブックに紹介されているようなお店は,日本人用なので, 安心をして,飲むことができる.ただし,周りの客は,やはり飲んだりは していなかった.)

台湾ビールを大いに楽しんだ.むろん,料理もさすが名前を売って いるだけのことはある.

 今日も雨だったので,行きも帰りもタクシーを使う.あまり高くは ないので,手軽な乗り物といえる.(4月27日(金))

5月2日(水). 夜は,いつもの4人で,「度小月担仔麺」へ行く. (ここも一応ガイドブックに載っているお店. しかし,お店の規模は金曜に行ったお店と比べると 格段に小さい.).

そんなに混んでいなくて,金曜に行った店より,感じがよい. 麺だけでなく,魚料理や「からすみ」も注文してみる. 「からすみ」と来れば,ビールが飲みたくなる. それでビールも1本注文する.すこし気が引ける. しかし,見回してみると,ここでは,お客の中にはビールを 飲んでいる人もいた.それで一安心.

帰りは土砂降り.雷も光っている.タクシーで帰る.

今日で1週間.早いもの.まったくあっという間.

5月4日(金).夜は,大所帯の8名で「盛園」と 言うお店へ.適当な広さの感じのいいお店.あれこれ いろんな珍しいものを食べる.ここはヘチマ料理が特色? (写真なし).

 その後,大学近くのおしゃれにビールが飲めるところへ 移動.

はじめ,ブッティックにでも連れてこられたのかと思った. こんなお店が台湾にあったのかとびっくりする. アニメタイプのお人形が飾られていて(左), ピアノがあって(右),どう見てもパブの感じではない.

ここでは,ドイツビールが飲める. ドイツ技術者により設立された工場で,そこから直送の ヴァイツェンタイプのビールが飲める. コクがあってとてもおいしい.ボトルを3本ほど開ける. 日本で飲むより遙かに安い.一人300元ほど.

しかし,飲んでいるのは日本人だけ. 台湾の人は,ここへはコーヒーを飲みに来るとか. この夜のお客も我々以外はほとんどいなかった.

ここの常連というある日本人研究者は「ここのオーナーは お金持ちで,道楽でこのお店を開いているのだから, 儲けを度外視している」とのこと.本当かしら?

でも,ここのヴァイツェンにはすっかりはまってしまった. 日本でもヴァイツェンを出すお店はほとんどないはず.

 宿舎に帰ったのは 11時近く. 今日の最高気温は21度とのこと.水曜日の29度が嘘のよう.

5月7日(月).そろそろ,台湾生活も終わりに 近づいた. 夜は,御村さんに「北海魚村」というお店に 連れて行ってもらう.そんなに混んではいない. メニューを見て,あれこれ注文するが,その ほとんどは「ない」との返事(日本語で). ちょっとがっかり.しかし,出された料理 そのものは,悪くはなかった.いままで肉料理 ばかりを食べていたので,これはなじめる味で あった.海鮮麺というのは,もっと食べたかった. 魚を一匹まるごと煮たものは,さっぱりとした 味の魚で,スープもおいしかった.

5月8日(火)は台湾滞在最終日.今夜も,Mさんの案内で 「梅子」というお店へ出かける.海鮮のお店.(写真はない.) おいしいけど,安くはない.割り勘で550元くらい.

この2週間, 本当にに皆さんにお世話になった.感謝.


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