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(c) 国父記念館・台北101 (5/06日)

MRTは国父記念館駅で下車.

国父記念館  

国父記念館の外観.そんなに大きな建物ではない. それでも3階まである.

孫文の像.蒋介石の像と同じタイプ. 衛兵のお人形まで同じ.

展示資料そのものはとても貧弱. 孫文自身は台湾で活躍した人ではないからか. わずか2部屋だけの展示.

この建物の多くの部屋は,市民講座など,別の企画に 利用されいるようであった.

台北市政府庁  

 市役所にある「台北探索館」は予想に反してとても おもしろかった.お奨めのスポット.

市がこんなに台北のPRをしっかり した資料・データをもとに展示していることは すばらしい.ここでもついつい時間を食ってし まう.1階,3階,4階とある

なお,ここは撮影禁止だったので,下の写真は展示場ではなく, 1階の入り口付近の様子を写したもの.

驚いたのは,館内に「戦艦 マーチ」や「見よ東海の..」などが大音響で 鳴り響いたことである. 何事かと思って,音のする方に目を向けると, 歴史の紹介コーナーであった. 台湾の歴史を語るには日本統治の時代から始めざる を得ないのかもしれない.それにしても驚いた. 「見よ東海」は日本語の歌詞のままで全部の歌詞が歌われていた. 最後まで歌詞を聴いたのは何十年ぶり(多分60年ぶり)のこと. 忘れていた歌詞を思い出した.

このような軍歌は今頃日本では聴くことができない. (軍艦マーチは昔パチンコ屋が鳴らしていたが.) まして,外国で聴くとは! 台湾だからこそ,日本語の歌詞にアレルギーがないのかも しれない.中国本土や韓国だったら,こんな軍国主義的演奏を流せば, 大問題になるところ.

なお,このコーナーで,私が初めて知ったことは, 台湾も(当時は日本が統治していたので)米軍の空襲を 受けたと言うこと. 考えてみれば当然のことではあったのだが,台湾はアメリカ から見れば敵国であったのだ. 台湾市民まで戦争に巻き込んでしまって,本当に申し訳ない 気持ち.

 もっと居たかったのだが,後,「101」にも 行く予定だったので,そちらへと急ぐことにした.

台北101展望台  

台北101展望台の遠景

パンフレットによれば,「高さ 508 m, 89階が展望台, 91階は屋外展望台」とある.

ビルの前では子供たちが水と戯れている.

4階あたりまでは,商業施設. いろいろな有名ブランドのお店が並んでいる.

展望台への入場料は450元(往復). ビール9缶分だが,それだけの価値があるか疑問. おまけに,上るのも降りるのも長い列. しかし,ここまで来たのだから,話の種にと 私もお金をは払って昇ることにする.まあ,眺めは 確かによい.おかげて,台北の感じがかなり つかめた.

以下の写真は展望台からの写真. どの写真が89階の展望台からのものか, どの写真が91階の屋外展望台のものか,もう思い出せない. 89階の展望台はガラス張り. 91階の屋外展望台はガラスなし. それで,鮮明に写されているものが91階の屋外展望台から のものであろうと推測する.

黄色の屋根は国父記念館

エレベータの上部装置がここで見れるよう. しかし,説明文は中国語. 

下りエレベータ乗り場までは,この宝飾店を通らないと行けない.

帰りは「市政府駅」からMRTに乗る. 今日は朝食後は何も食べないままだったので, 駅の地下で麺を食べることにする.この地下の売り場はどうも 「阪急」らしい.

宿舎に帰り着いたのはちょうど6時.


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