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クライストチャーチ 街の風景



大聖堂

ホテルは街の中心部,大聖堂(The Cathedral)の近く. 大聖堂と言っても,今まで見てきた大聖堂とは 全く異なり,大聖堂のミニチュア版と言ったところ. しかし,これを毎朝見ながら会場に通ったので, すっかり見慣れた風景となってしまった.

下の写真だけは,金曜日に写す. さすが金曜だけは,お祭り騒ぎの賑わい.

市内を走る観光客用電車

狭い路地の中を走りまくる観光用市内電車. ともかく,狭いアーケード街の中まで走りまくるのには びっくり. また,ジャズバンドまで,車内サービスがなされていた. (乗りはしなかったが,時間があったら乗ってみるのも 悪くないという気がした.)

初日は,天候も小雨交じり.それに日曜日(欧州人は 日曜には出歩かない).それで,ほとんど人通りもなく, ニュージーランド第3の都市とは聞いていたが, なんと寂れた小さな街というのが第1印象. (ただし,3日目からは快晴が続き,穏やかな毎日を 楽しむことができた.)

日本食ブーム?

次に驚いたのは,日本食のお店が多いこと. 普通は,中華料理は世界各国,どこに行っても存在するが, ここでは,中華料理より,日本食レストランが目立って多かった. こんな小さな街なのに,日本食レストランは,おそらく20軒くらいは あるのではなかろうか. (その次にはタイ料理,韓国料理といったところか.)

それに,観光みやげもの店はどこでも日本人がいて, 日本語で買い物ができる.つい,土産物に made in Japan など書かれていないか確かめてしまう.

大都会とは思えない田園風景

まるでベニスのような船遊び.そして,川には水車.

そういえば,この街にはほとんど高層ビルは見られない.

街の風景:追記

こちらの信号機は「せっかち」タイプ.  歩行者用交通信号は,押しボタン式であり, 押せば,比較的早くすぐに緑になってくれる. 長く待つ必要はない. しかし,その代わり,緑に変わってから2秒ほどでもう赤になってしまう. (その後,赤の点滅が数秒続く.初め,緑が赤になった段階で 渡るのを止めていたが,赤の点滅は「黄色」と同じ意味のよう.) また,まともな赤(点滅なし)でも,渡る人が時々いる. そんなときも車は辛抱強く一時停止して,歩行者が渡り終えるまで 待っている.私は,渡ろうとしたが,信号が赤なので横断を思いとどまったのに, 車の方で一時停止してずっと待っていてくれるので,あわてて信号が 赤なのに渡ったことが何回かある.ここはあくまで「人優先」の社会のよう.

チップ:ここはチップの習慣がない.面倒な配慮から解放されて本当にうれしい.

物価:物価は高い. ホテルのビュッフェスタイルの朝食は16ドル.街で安い昼食をとろうとしても, 最低でも10ドルは超す.少しまともな昼食では20ドルくらいかかる. それに対して,缶ビールは,1缶2ドル20セント.毎日,ビールさえ飲んでいれば 大変安上がりの生活を送れる仕組み.

1週間の滞在資金:私は日本を出るときに,2万円をニュージーランドドルに 換金した.帰国して残りを円に戻したら,5千円ほど戻ってきた. 結局,1万5千円ほど現金を使ったことになる.(ホテル等はカードで支払った. カードでの消費は別とする.) スウェーデンでの学会で会った日本の某大学の友人は,やはり1週間ほどの 学会の滞在で,5千円しか現金を換金しなかったからと,かなりケチケチの 滞在生活を送っていた.安上がりで海外を過ごす秘訣は,なるべく現金の 持参を減らすことである.否が応でも慎ましい生活を送ることができる.


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