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国際会議ニュートリノ 2008(クライストチャーチ,ニュージーランド)出席記
2008年5月24日から2008年6月1日まで,国際会議ニュートリノ 2008 に出席のため,
科研費による出張として,ニュージーランドのクライストチャーチ(Christchurch)
を訪れました.南半球を訪れるのは,私にとっては生まれて初めての経験であり,
とても楽しい毎日でした.
会議の正式名称は「The XXIII International Conference on Neutrino Physics
and Astrophysics」というものです.通称,「Neutrino 08」と呼ばれます.
会期は5月25日(日)から5月31日(土)まででした.
(物理についての感想はこちら)
国際会議会場(タウンホール)
日本は,これから夏に向かって行こうという時期に,冬に近づく街を訪れた
訳なので,いささか戸惑いがありました.(服装をどうしようかと.)
それに,ニュージーランドは,やはり遠い.時差は3時間だったが,
飛行機はニュージーランドのオークランド(北島)まで約10時間,更に,
南島のクライストチャーチまで1時間20分.前日の夕方発の飛行機で,
目的地に着いたら翌日の昼近くであった.
(参考)クライストチャーチ
「地球の歩き方:ニュージーランド 08-09年版」によれば,
クライストチャーチは,オークランド,ウェリントンに次ぐ,
ニュージーランド第3の都市とのこと.南島では最大の人口を
持つ都市とのこと.この町をかって建設した人々(指導者)
達が,オックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジの
出身者であったことから,この町の名前が付けられたという.
「イギリス以外で最もイギリス的な町」と呼ばれているという.
(実際に滞在してみてそれは納得できた.ただし,
私はイギリスへ行った経験はないのだが.)
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街の様子について
オークランドは北島であったので,割に暖かであったが,
そこから南極側に更に1時間半飛んだので,いわば東京から
札幌に飛んだようなもので,クライストチャーチはさすがに
寒かった.秋はすっかり終わってしまって,冬の入り口と
いう感じ.先ずはクライストチャーチの街の様子から紹介したい.
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歓迎パーティ
初日(5月25日)の公的行事は受付(参加登録)と歓迎会への出席のみ.
マオリ族のショウがあった.
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- カンタベリー大学
正確に言えば,現在は「アートセンター」.ガイドブックにも
そう紹介してある.しかし,ここは1976年までは,
ニュージーランド屈指の名門大学,カンタベリー大学(1873年創立)
であったところ.
大学らしいすばらしい雰囲気の建物が残っている.
モダンアートの拠点として利用するには惜しい!
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- 晩餐会(南極センターにて)
5月28日(水)の夜は,晩餐会.
会場は,ホテルではなく,「南極センター」.
ペンギンなどを見ながらワインを楽しむ.
さらには,特設テントの中での晩餐会.
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- アカロア(バスツアー)
5月29日(木)は,会議の中休み.
恒例のエクスカーション(小旅行).
観光地「アカロア(Akaroa)」へ行く.
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