ホームページトップに戻る

エクスカーション:世界遺産の町リューベック(Lubeck)

2009年8月19日(水)  

ガイドブックによれば「リューベック」は,「ハンザ同盟の女王」 という異名を持つという. 先ずは,ツアー・バスはリューベック旧市街への入り口, 「ホルステン門」に到着.

旧市街側から見たホルステン門

かなり地盤が沈下しているのがよく分かる.

 

下の写真は,再び外側からの外観. 旧市街側が高くなって見える.

この建物の内部は今は歴史博物館となっている. 大した展示物はない.それなのに, 入場料 5ユーロ.ちょっと高い.

写真は,リューベック旧市街の模型. それによると,昔は,旧市街全体を運河と城壁が取り巻いたいたらしい.


旧市街を取り巻く運河

我がツアーのガイドさん

彼は,オランダ生まれの,元コンピューター関連のエンジニアだったとのこと. 今は引退して,リューベックに住んでいる. 彼は,運河のあるここの風景が特にお気に入りとか. 自分の育ったアムステルダムの風景とよく似ているからだそう. そういえば,かってアムステルダムを訪れたときも, 運河のある風景はよく似ている.ただし,アムステルダムの 方は,もっと都会的.船の中での生活者が多く見られたが, こちらはそんなことはない.

彼の解説は,外国人の目でのリューベック論評なので,とても興味深い ガイドぶりであった.私が語学力はさっぱりなので,十分理解できなかった ことがちょっと残念.理系人間らしく,数字を多用しての解説で, 例えば,ホルステン門の市外側の空き距離と市内側の空き距離の違いから, ローマ皇帝の権力の問題を力説していたのだが,私にはよく理解できなかった. なぜ,この街には2つの大きな教会があるのかについても,「パワーと マネーの問題だ」と言っていたのだが,やはり十分にはその理由は聞き取れなかった.


旧市街の町並み

昔,あこがれであったBMWのバイクがあったので,つい,嬉しくなって, 写真に撮ってしまった.

細くて長い石畳の道路. レンガ建ての家々は,建築の時代によって,レンガの色,質が 異なっているとのこと.


聖ペトリ教会


市庁舎前広場


マリア教会

市庁舎のすぐ裏手にある.

少年達が大道芸?をやっていた.

あんまり教会が多いので,名前は忘れた.


救護院

正式名称は忘れた.ともかく,貧しい人々や身寄りのない老人達を 収容した施設.

施設は,個室方式となっていてプライバシィは守られるように なっている.ただし,1部屋はベッドがやっと入る広さで,とても 狭い.日本のビジネスホテルのシングル・ルームの約1/6くらいの広さ.


お薦めレストラン

名前は忘れたが,船員組合のお店.

その中庭での食事は最高.ビールもおいしい.

店内は船用のランプが吊られていたりして,ムードもよい.

店の外観は,外部からはレストランには見えなく,知っている者で ないと入りにくい.まるで,事務所のような雰囲気.


旧市街の中心部


人形博物館

ここはお薦め.少なくとも,ホルステン門にある博物館よりは, 入場料は値がある.

世界各国のお人形のコレクションが展示されていて,とても 楽しい.


旧市街を取り巻く運河

船で周りを一週するツアーもあった. 小さな町なので,30分ほどで一週が終わってしまった.

ちょくちょく,水位が上がって,運河沿いの家々は水害に遭うとのこと. 街には,そのときの記念に,上昇した水位とその年月日の記録が, 建物の側壁に刻まれていた.

ともかく,とてもきれいな童話の世界にいるような町であり, 素敵な雰囲気のところであった. しかし,教会ばかりのこんな町は住民にとっては どうなのであろう.私だったら退屈してしまう.


ハンブルグ市訪問記に戻る

ホームページトップに戻る