国際会議の正式名称は， 「XXIII International Symposium on Lepton-Photon Interactions at High Energy」であり， 前回は，ウプサラ大学（スウェーデン）で開かれた． 2年ごとに開かれる伝統のある国際会議である． 今回は8月14日より8月18日まで韓国の Daegu市 で開かれた．
会場となった Daequ市の国際会議ホール（EXCO） および4階の会場の窓からの市街風景
国際会議だけでなく，展示会など多目的ホールとして利用されている． 内部はかなり広く，いろいろなお店が入っている．
会議風景
市民への公開講演会 （8月17日）
Kyungpook 国立大学を会場として，市民への公開講演会が 開催された．ここ Daegu市は，韓国でも有数の科学技術と スポーツで市の振興を目指しているだけあって， 高校生を含む多数の人たちがつめかけた．
Kyungpook 国立大学（会場建物）
レーダーマン(Leon M. Lederman，ノーベル物理学賞)先生のレクチュア
右の女性の方は，通訳にしては，物理をよくしっていて訳して いるなと思ったら，韓国が生んだ（アメリカ在住の）大物 物理学者であった． 会場からの高校生などの質問に丁寧に答えていて， 大変よい催しであった．
恒例の晩餐会（8月16日）
毎日，クーラーの効いた会場にいて，昨日，はじめて， 建物の外での行事（エクスカーション（小旅行））が 暑い中で行われたこともあって，珍しくも海外で 体調を崩してしまった．今まで，海外では何を食べても 平気だったのに！ ともかく，この日の午前から，食べてもすぐに戻してしまうので， せっかくの晩餐会であったが，料理もアルコール類にも 一切手を出さないで，ひたすら我慢をした． かなり珍しい料理が出たのに，残念至極．
この晩餐会の最大のイベントが韓国伝統衣装による ファッションショウ． プロのモデルさん達らしく，とても洗練されていて， スタイル，歩き方なども堂に入っていて，しかも美人ぞろい であった．飲み食いができない分は，このショウの鑑賞で 鬱憤をはらすことができた．
フィナーレ（8月18日）
やっと終了．ともかくほっとした． バイトの学生の方々もご苦労様．
こちらの学生の方々は，私と同じに，適度に英語が へたで，私もかなりたどたどしい英語で質問を受けたりしたので， とても親しみを覚えた．
- エクスカーション（8月15日）
（2007年12月31日更新）
この日は，日曜で，会議はお休み．みんなで日帰りの団体旅行． 行き先は，観光地として名高い Gyeongju （世界遺産登録地）． そこでの写真は，ページを改めて表示する．（上のタイトルを クリックしてください．）
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